長らくもみ合いを続けていた東京市場ですが、先週の3月29日に年初来高値をいっきに更新してきました。そして、その後も、順調に上昇基調を維持しています。
このコーナーでは、昨年12月には、市場全体が過熱しており、近く整理基調になる可能性が高いことを指摘しました。結果は、その説明のとおり整理基調に入りました。
その後のレポートでは、その整理基調が厳しい値幅整理になる懸念は小さく、日柄整理になる可能性が高いとの見通しを書き続けました。それは、もともと大きな懸念材料が、見当たらなかったからです。
そして、最近のレポートにおいては、日経平均が「縮小均衡」の状態になり、しかも50日と100日の株価移動平均線を終り値で明確に上抜き、かつ60日間の高値に接近したことで、このまま上昇基調に突入する可能性も十分にあると説明してきましたが、そのとおりの動きとなっています。
さて、このように市場環境が好転してきたことで、これまで回転の鈍かった個別銘柄も、次第に回転が利き易くなることは間違いありません。従って、ここは、積極的に参戦すべきところです。
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